98歳でばぁちゃんが死にました。
まあ良く生きたなぁと。
母の実母でずっと同居していたばぁちゃん。
はっきり言って
85歳から認知症になって散々母に世話になって食事も下の世話も全部母がやった。
介護って家で素人だけでやるのってほんと地獄。
ばぁちゃんはデイサービスを嫌がって使えない人だったからずっと家にいた。
もう書ききれないから書かないけど壮絶な介護期間でオレはばぁちゃんの身体を拭きながら
オレが誰かも分からないばぁちゃんに何回も聞いた
「なんでこんなに大変な思いを家族にさせるんですかーおーい」
まあ、ただ人の顔見てうなずくだけ。
母ちゃんが複雑骨折するし何回かうんこまみれになるし
もうーいやだー何で生きてるんだよー
そんな10年。
ただ母は愚痴を一つも言わなかったし
ばぁちゃんが死んだ時も散々泣いてやりきった顔をして何度もばぁちゃんの頭を撫でていた。
四十九日も終わったある日。
仕事先で、不思議な力のあるお客さんと出会う。
たまたまばぁちゃんが死んだ話や介護の話をしていたら。
あー。おばあさん来てるかも。と笑顔。
え?(;゚∇゚)